独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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センターのご紹介

透析センター

■透析センターのご紹介
当院における透析は、国立善通寺病院であった昭和47年6月2日から血液透析を開始し、 現在に至る香川県における透析医療においてもその先駆けとなりました。平成14年は血液透析に個人用透析装置は9床であったのが、患者数の増加に伴い施設の増設・拡大を計り、昨年の国立病院機構善通寺病院においては19床と倍以上に増加しました。また、在宅での透析療法である腹膜透析(PD療法)にも積極的に取り組んでいます。
透析関連の合併症については、当院だけでなく周辺透析施設からの紹介にも対応しており、シャント狭窄に対してPTA(経皮的血管形成術)や二次性副甲状腺機能亢進症に対して経皮的アルコール注入法を行うなど、患者さんに負担の少ないインターベンションを中心とした治療を行っています。
この度、四国こどもとおとなの医療センターに移行し、透析装置は20床に増加。さらに、そのうちの1床は重傷感染症に対応できるよう個室とし空調設備を整えました。
また最新の透析装置を導入したことで、オンラインHDFなど新しい透析療法への対応が可能となり、今後順次導入していく予定です。
現在、透析担当医師は3名で、うち日本透析医学会認定の専門医が1名、指導医が1名で診療に当たっています。そして透析看護師および医療技師などのスタッフの充実やその努力により、安定した安全な透析の施行に努めるだけでなく、evidence-based medicine(エビデンスに基づいた医療の提供)を実践し、患者さんのQOL(生活の質)の向上を目指しています。
現在、糖尿病合併例の増加や高齢化などに伴い様々な合併症が増加しており、当科だけでなく各診療科による総合的な対応が必要となってきています。また、慢性腎不全を含めた慢性腎臓病(CKD)に対して、透析スタッフや栄養士、薬剤師、検査技師、栄養士、ケースワーカーなどチームとしての体制を整え、透析患者さんのサポートだけでなく腎臓病教室の開設など地域における啓蒙活動も行っています。
当院では多くの診療科とその専門医師、また充実した検査・治療システムを有しており、こういった合併症に対して各診療科と連携の上対応していき、透析患者さんの予後の向上に努めていきたいと考えています。
■腎臓病教室について
最近CKD(Chronic Kidney Disease:慢性腎臓病)という概念が急速に広まっています。CKDとは、「尿蛋白陽性などの腎疾患の存在を示す所見」もしくは「腎機能低下(糸球体濾過量:GFRが60mL/min/1.73㎡未満)」が3カ月以上続く状態を言います。CKDは、透析に至る末期腎不全の原因となったり、心血管疾患(脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など)の大きな危険因子であることが解ってきたため、特に注目されるようになりました。
当院では、月1回の腎臓病教室を開催しており、これを通じてCKDの啓蒙、生活習慣などへの助言、治療法の紹介などを行っています。この教室は、当院への通院患者さんも含め、一般の方の参加も歓迎します。
尚、お問い合わせは6階西病棟までお願いします。
■スタッフ紹介
横田欣也 よこた きんや
透析センター長
● 尿器科
日本泌尿器科学会専門医・指導医/日本透析医学会専門医・指導医
甲藤和伸 かっとう かずのぶ
泌尿器科 医師


間島大博 ましま ともひろ
泌尿器科 医師
日本泌尿器科学会専門医・指導医


二川幸枝 ふたがわ ゆきえ
看護師長


西山直子 にしやま なおこ
副看護師長