独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

コラム 臨床研修医が行く!

vol.13 いろんな言語、混ざってます

 はじめまして、小児科専修医の金山拓誉と申します。本年の4月より、香川小児病院で勤務しております。

 私は高校までは名古屋で育ち、その後、京都で大学時代を過ごしました。卒業後は大阪の病院で勤務していました。だんだん西に移動してきましたが、今回四国にやって参りました。四国の方とはこれまであまり接したことがなかったので、「きん」とか、「けん」などという接続詞が新鮮でしたが、最近ようやく慣れてきました。もともと、両親が関西人だったので関西弁でしたが、それに育ちの地由来の名古屋弁が混じるよくわからない言語を発していました。四国に来たことで、私も「きん」や「けん」が混じるようになるのでしょうか。今後、いかなる言語を獲得していくのか自分で勝手に楽しみにしています。

 私の言語に関しては特にどなたも興味がないと思われますので別の話題にさせていただくと、趣味はおやつを食べることと音楽鑑賞です。おやつは、主に駄菓子を好んで食べます。院内売店で販売しているラムネは絶品です。休憩時に好んで食べています。是非食べてみてください。おすすめです。音楽は、およそ一般的には受け入れられない類のものを好んで聴きます。具体的なジャンルでいうと、ジャーマンプログレ、現代音楽、ノイズ、アバンギャルド、サイケデリックなどをよく聴きます。香川県に来てあまり不自由を感じることはないのですが、唯一、大きなCD屋がないことだけは痛恨です。やはり店頭でにやにやしながらCDを物色する楽しみにはかえがたいですが、現代社会ではネットで何でも買うことができるので、最近はもっぱら某大手通販サイトにて購入しております。

 私の趣味に関しても特にどなたも興味がないと思われますので、再度別の話題にさせていただきます。私が香川小児病院で小児科の後期研修をさせていただくようになった理由ですが、それは小児医療が一つの医療機関で完結する点に魅力を感じたからです。一般病院ではみることができる疾患も限られており、どうしても希少疾患・難治例・重症となるとより高次の医療機関に転院せざるを得ないと思います。逆に、大きな病院ではそういった限られた疾患ばかり扱うようになってしまい、一般的な病気を全くみることがない、ということが起こりえます。香川小児病院では、一次から三次救急まで全てを扱っていますが、これは全国の小児病院でもあまりないスタイルではないかと思います。初めは軽症に見える患者さんが急激に変化することは小児科領域ではしばしばありますが、こういった患者さんを初診から通して責任を持って治療を完遂するという流れを経験できる点は、非常に恵まれていると感じています。まだ勤務してからわずか3か月あまりではありますが、既にこれまで触れたことがない新たな経験を積ませていただいています。また、外科疾患の患者さんがまず内科を受診することは非常に多いですが、内科・外科の連携が非常によいため、コンサルトしやすく、場合によってはその後併診させていただくこともあり、これも非常に恵まれていると思っています(外科系の先生方、いつもありがとうございます)。

 つらつらと駄文をしたためて参りましたが、もう一つ思うところは、四国はなんといっても皆様温かい方ばかりです(四国以外がどう、というつもりではないのですが・・・)。患者さん・ご家族の方々ももちろんそうですし、先生方、スタッフの方々、皆様いつもありがとうございます。見ての通り若輩者の私ですが、恵まれた環境に感謝しつつしっかりと経験を積んで、患者さんであるお子様方の成長を少しでも助けられるよう私も成長していきたいと思っておりますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

<2012.08>

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