独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

コラム 臨床研修医が行く!

vol.24 さまざまなこどもを支える病院

 みなさま、はじめまして。2017年度より、こちらの病院で医師1年目として働かせていただいております渡辺 大と申します。医師1年目、という肩書ですが、医学科を志したのは「1回目」の大学4年生のときで、そこから3年かけてようやく合格をいただいたので…あまりフレッシュな1年目ではございません。18歳で香川県を飛び出したときには、まさか12年間も大学生をやることになるとは思いませんでした。支え続けてくれた家族をはじめ地元の人たちに、これからの時間でお返ししていきたいと考えております。

 さて、私はいま、「こどものこころ」の専門家を目指しております。もともとは、途上国を旅していたときに「身近な人の死を悲しまない人なんていないんだな」という体験をしたのが医師を志したきっかけでしたが、医学科在学中に児童養護施設のこどもたちと関わるうちに、「生きることがしんどい」ことのほうに深い問題を感じるようになったのが理由です。

 当院では、「児童精神科」はもちろんのこと、“親子関係のひもとき”に重点をおいた日本唯一の「親プログラム」、「虐待防止の多職種ネットワーク」など、“しんどさ”を抱える子どもを様々な角度で支えていく取り組みが行われています。自分の地元で働くことと、日本の中でもトップクラスの環境で研修を受けることを両立できる幸運をかみしめ、日々精進いたします。

<2017.12>

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