独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

特集 こどもの病気の基礎知識

vol.01 熱が出たときの看護のポイント

Q 37.5℃くらいの熱ならお風呂に入れてもいいですか。

A お子さんの状態にもよりますが、一般的に37.5℃以上あれば、お風呂を避けて安静にしましょう。37.5℃以下であれば、お風呂に入れてもいいでしょう。体温は、哺乳や食事の後、泣いた後は高めですので、静かにした状態ではかりましょう。熱がなくても食欲がなく機嫌が悪いなど普段と様子が違うときは、入浴を控えて様子を見ましょう。嘔吐や下痢がひどいときも、入浴によって疲労したり、刺激による症状悪化が考えられるので、入浴は避けましょう。

Q 薬を飲ませた後吐いたのですが、もう一度飲ませた方がいいですか。

A 飲んですぐに大量に吐いた場合は一回分を追加しましょう。少量吐いた時や、飲んでしばらくしてから吐いた場合はそのまま様子を見ましょう。

Q 熱が出たときどこを冷やせばいいですか。

A 氷枕やアイスノンで頭部を冷やすのが一番効果的です。おでこだけを冷やしても熱を下げる効果は十分ではありませんが、本人が気持ちよさそうなら冷やしてもいいでしょう。両側のわきの下、足の付け根(そけい部)を冷やすのも効果的です。氷を入れたペットボトルをタオルにくるんでわきの下や足の付け根にあててもいいでしょう。熱が高くても真っ青な顔をしたり、手足が冷たくて震えているときは冷やすのはやめて暖めて下さい。

Q 坐薬を入れた後下痢をしました。もう一度入れた方がいいですか。

A 坐薬を入れて形のある状態で10分以内で出てしまった時は、吸収されていないことが多いので、もう1回入れてもいいでしょう。10分以上たっている時はそのまま様子を見て下さい。

Q 坐薬を入れて何度くらいまで下がれば効果があるとみなしますか。

A 坐薬を入れても一気に平熱までは下がりません。1℃下がれば効いたと考えていいでしょう。坐薬を入れても熱が下がらないこともありますが、最低6時間はあけて下さい。厚着をしていると熱は下がりません。真っ赤な顔の時には、熱がこもらないよう着せすぎに注意しましょう。

Q 坐薬を入れてどれくらいで効き始めますか。病院につれてくる前にどれくらい様子を見ればいいですか。

A 坐薬は1-2時間ぐらいで効いてきます。熱があっても、普段と変わりないようでしたら急いで病院を受診する必要はありません。熱以外の症状、たとえば顔色が悪い、水分が取れない、嘔吐や下痢が頻回にある、おしっこがでない、呼吸が苦しそう、頭痛や腹痛が強いなどがあれば病院を受診して下さい。最近、日本小児科学会が「こどもの救急」(http://kodomo-qq.jp/)というホームページを開設しています。病院を受診するかどうか迷うときに判断する上での目安にして下さい。

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