独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

特集 こどもの病気の基礎知識

vol.12 予防接種・ワクチンについて

ウイルス、細菌など人間の体の中に進入し、増殖することによって起きる病気を感染症といい、集団感染しやすいものに、麻疹(はしか)や風疹、おたふくかぜなどがあります。

ワクチンは、人間がもともと持っている感染症に対する防衛反応をあらかじめ作らせておくための製剤のことをいい、ワクチンをあらかじめ接種することを予防接種といいます。

ワクチンの種類は、大きく分けて「生ワクチン」「不活化ワクチン」「トキソイド」の3種類がありそれぞれの特徴は、

「生ワクチン」

 生きているウイルスや細菌の毒性や発病力を弱めて作ったワクチン。接種後、ウイルスや細菌が体内で増殖するため、しばらくして発熱や発疹などその病気の症状が軽く出ることがある。

種類 → ポリオ · 麻疹 · 風疹 · BCG · おたふくかぜ · 水痘

*違う種類のワクチンを接種する場合、27日以上間隔をあける必要があります。

「不活化ワクチン」

 感染力や毒性を失くした病原体やその成分で作ったワクチン。生ワクチンのように体内で増殖することがないので1回接種では必要な免疫を獲得、維持できない場合があるため、数回の接種が必要。

種類 → 3種混合 · 日本脳炎 · インフルエンザ · B型肝炎

*違う種類のワクチンを接種する場合、6日以上間隔をあける必要があります。

「トキソイド」

 不活化ワクチンの一種で、細菌のもつ毒性を取り出して毒性をなくし、免疫原性だけを残したもの。

種類 → ジフテリア · 破傷風 · 2種混合

*違う種類のワクチンを接種する場合、6日以上間隔をあける必要があります。

ワクチンの接種は、体調が良いとき、元気なときにうけるのが基本です。また、スケジュール通りに接種するのは意外と大変!!です。風邪をひいたり、おなかをこわしたりして予定がくるってしまうときは医師に相談してみましょう。

詳しい内容については、内科外来でお尋ねください。

 

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