独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

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こどもの救急の公開講座を行いました

2014/05/17

 5月17日(土)に、サンポートホール高松で市民公開講座「こどもの救急―その時貴方はどうしますか―」を行いました。この公開講座は、当院が中四国で最初に小児救命救急センターに指定されたことを受け、こどもの救急に関して広く皆様に理解していただくために企画されました。

 5月晴れのさわやかな気候のもと、当院のマスコット‘だいちくん’‘そらみちゃん’がお出迎えする中、早くから多くの方にご来場いただき、開演前にほぼ満席となった会場からは、これから始まる講演への期待が高まります。

 講演開始です。まず、当院の寺田一也小児循環器内科医長が「学校心電図検診と心臓突然死の予防」、木下あゆみ小児アレルギー科医長(育児支援対策室長)が「こどもを虐待から守れますか」、高津州雄小児形成外科医長が「こどもの傷・やけどの上手な治し方」という演題で、それぞれ専門家としての立場からわかりやすく話させていただきました。

 当院医師の講演が終わった後は、志度音楽ホール少年少女合唱団によるミニ・コンサートです。ミュージカル「コーラスライン」の軽快なメルディーに乗って壇上に登場したこどもたちは、「まあるいいのち」「年下の男の子」など皆が親しめる曲を次々と合唱し、最後は合唱団の団歌「ハウ・ワンダフル~なんてすてき~」を熱唱して盛んな拍手を受けました。

 最後に、昭和大学医学部小児科講師 今井孝成先生が、「食物アレルギーとアナフィラキシーショック~保育所、幼稚園、学校、家庭内での対応について~」という題で特別講演を行いました。学校での痛ましい出来事以来、医療現場だけでなく学校などでも関心の深い食物アレルギーについて、その診断についての誤解、正しい診断の仕方などについて分かりやすくご講演いただき、会場の皆さんは興味深く、楽しい話術に時に笑いを誘われながら、皆大きくうなずきながら聞き入っていました。

 講演の最後には、食物アレルギーなどで起こるアナフィラキシーショックについて、実際に現場でどのような症状に注意しなければいけないか、現場での救急処置の要であるエピペン(アドレナリン注射用のペン型注入器)を使用するべきタイミングなど、実際のペンの見本が会場に配られて実演が行われ、満員となった聴衆の皆さんも興味深くかつ真剣な表情で、実際に操作してみるなど、大変充実した内容に大満足だったと思います。

 当院は今後も、こどもの医療に関する情報を皆様に分かりやすく伝えていきたいと思っています。

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