独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

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市民公開講座を開催しました

2017/06/10、07/23

 平成29年6月10日(土)に宇多津町の「ユープラザうたづ」でこどもの市民公開講座「何がわかるの?こどもの健診 –専門医がお答えします-」、7月23日(日)に多度津町の「サクラートたどつ」でおとなの市民公開講座「健康寿命を延ばそう –健やかに長生きする為に-」を開催しました。

 こどもの市民公開講座は、「だいちくん」と「そらみちゃん」も見守る中、開場と同時に多くの方にご来場いただきまして、ほぼ満席状態での開演となりました。

 前半は、当院の3名の医師がミニレクチャーを行いました。

 1人目の久保井徹 新生児内科医長(新生児専門医)は「乳幼児健診」という題で、乳幼児健診において、生後の期間ごとに、こどものどこに注目して健診を受ければ良いか、そして育児を楽しくするため、健やかな成育のためにも、乳幼児健診は欠かせないことなどをレクチャーしました。

 2人目の近藤秀治 臨床研究部長(小児腎臓病専門医)は「3歳児検尿・学校検尿」という題で、慢性腎臓病の早期治療の重要性、そしてその多くは、こどもの頃から始まっていることから3歳児検尿・学校検尿などの結果が腎臓病の早期発見につながることなどをレクチャーしました。

 3人目の横田一郎 副院長(小児内分泌・糖尿病専門医)は「身体測定・小児生活習慣病検診」という題で、こどもの身体測定で、親御さんがよく気にされることの中で、低身長、肥満、血液検査の数値の3つに絞って、その正しい見方、対処法などをレクチャーしました。

 次に香川短期大学附属幼稚園のこどもたちとその親御さんによるミニコンサートです。美しい合唱と、何より笑顔満点、元気満点のこどもたちに、聞いている方も思わず笑顔になり、会場全体が、笑顔であふれるコンサートになりました。

 最後に、特別講演として国立成育医療研究センター副院長・こころの診療部長 小枝 達也 先生に「健診でわかる発達障害とその対応」と題し、講演していただきました。
 発達障害は発見が困難な場合も多く、気づかず不安感などに繋がっていることがあります。発見の為には、健診にいくことや、どんなことに注意してこどもを見てあげればいいか、またそれらのことを理解した上での、そのこどもに合った教育や対応とは何なのか、そして、その対応や教育が、親子のいい人間関係を築き、こどもの成育に繋がっていくことなどをお話しいただきました。


 おとなの公開講座も、夏の暑い日差しが照りつける中にも関わらず、多くの方にご来場いただいての開演となりました。

 前半のミニレクチャーは、当院の2人の医師が行いました。

 1人目の桑山一行 脳神経外科医長は「脳卒中の最新治療」という題で、死亡原因4位、寝たきりになる原因1位の脳卒中について、ならないためにどうするか、症状が出た時にどう対応すればいいか、そして最新の治療により、後遺症が残りにくくなってきていることなどをレクチャーしました。

 2人目の竹谷善雄 内科系診療部長は「心筋梗塞の治療」という題で、心筋梗塞における早期発見・治療の重要性、喫煙等によりリスクが高まることや、改善のために生活習慣が重要なことなどをレクチャーしました。

 次に落語家 桂こけしさんより、こけ枝のほのぼの健康噺という題で、「健康」にまつわる落語を、こけしさん本人の体験談も交えながら、お話しいただきました。
 こけしさんが話始めると、会場の雰囲気がガラッと和やかに変わって、みなさん笑顔で笑いながら、こけしさんの話に聞き入っていました。

 最後は、特別講演として徳島大学大学院 運動機能外科学 教授 西良浩一先生に「ロコモと腰痛」~生涯若々しい姿勢で歩くために~という題で、悩み多き腰痛と、寝たきりになるリスクの高いロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)について、原因や治療法・改善法を、ストレッチの実技なども交えながらお話しいただきました。

 2回の公開講座とも、熱心にメモを取りながら話を聞いて下さる方、質問して下さる方も多く、皆様に興味関心を持ってお越し頂いていると感じました。
 今後も、公開講座のような皆様と医療や健康を共に考えられる機会を作っていきたいと思います。

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