独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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初期・後期臨床研修

初期臨床研修医募集(こどもプログラム)

 ―日本型小児病院から、成人診療機能と並立する欧米型小児医療施設へ― ‘四国こどもとおとなの医療センター’は、小児医療に関心をもつ方に最適の研修環境を提供します。

 当院(689床)は、成育(小児)部門411床、成人部門250床、共通部門28床(ICU、PICU、救命救急センター)から構成されます。成育部門では、45年の歴史を引き継ぐ総合周産期母子医療センターがフル稼働して、四国4県よりの患者搬送に対応しています。小児一般病棟部門は大半が個室化され、児童精神科病棟も開設されています。西日本で最初に小児救命救急センターの指定を受け、中四国唯一の小児ICU(PICU)をもち、災害拠点病院としてヘリポートも設置されています。

 小児部門と成人部門の病棟・外来は、感染や喧噪を避けるために内科系・外科系ともに分離され、中央診療部門を通じて連携を行っています。県立養護学校も隣接地に新築移転し、医教連携機能も維持されています。H29年に、小児がんなど長期入院するこども達の家族のための宿泊施設が整備されました。病院の外壁にはカラフルなくすのきの若木とそれを見守る親木が描かれ、内装もこどものアメニティに十分配慮した病院です。

 5Fの医局は広々としたオープンスペースで、診療科間の情報交換の場となり、4Fには小児ゲノム医療研究室等多数の研究室を備える臨床研究部門とシミュレータ室や模擬病室をもつ教育研修部門(スキルアップ・ラボ)が入っています。

 当院の前身のひとつである香川小児病院は、国立病院機構唯一の小児総合医療施設であり、西日本で唯一初期研修プログラムを持つ小児病院として小児医療を志す多くの研修医を育成して参りました。その実績を引き継ぐ当院は、小児から成人までしっかりと基本的な研修を行えるだけでなく、他では難しい小児の様々な医療現場を経験し、モチベーションを高く保ち充実した初期研修期間を過ごせる最適の臨床研修病院です。胎児から小児、思春期、トランジションする成人例まで、真の意味での「成育医療」が行われる全国でも稀な特色ある新病院で、あなたの医師としての第一歩を踏み出しませんか。

当院の初期研修プログラム(こどもプログラム)は、
  1. 将来小児科をはじめとする小児医療に携わることを希望される研修医の皆さんに、 他では経験できない総合的かつ密度の濃い最適の研修プログラムを提供いたします。
  2. 成人領域では複数の地域・タイプの異なる定評ある研修病院を協力病院として一部選択可能とし、小児領域だけでなく成人領域においても個々のニーズに合わせた充実した研修ができるプログラムを提供いたします。

■平成30年度初期臨床研修医募集を以下の要領で行います

病院見学を随時受け付けています。

希望される方は、
卒後臨床研修担当者(下記連絡先)までご連絡下さい。
遠来の方には、当院宿泊施設も提供可能です。

■募集要項(平成30年度)

1.募集定員 四国こどもとおとなの医療センター初期臨床研修プログラム(こども)…6名予定
2.応募資格 ○次の号すべてに該当するもの
  1. 医師免許取得者又は平成29年度の修得見込者
  2. 日本医師臨床研修マッチングプログラム参加者IDの修得者又は見込者
3.出願書類
  1. 履歴書
  2. 最終学校卒業(見込み)証明書
  3. 平成30年度初期臨床研修申請用紙(PDFが開きます)
4.申請期限
及び
試験・面接日時
○第1回
申請期限:平成29年7月31日(月) / 試験・面接日時 (予定): 8月6日(日)
○第2回
申請期限:平成29年9月4日(月) / 試験・面接日時 (予定): 9月10日(日)
(都合がつかない場合は個別に調整します。)
5.選考方法 小論文および面接に基づいたマッチングの結果により選考
6.試験・面接場所 国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター
7.待遇 ○身分  独立行政法人国立病院機構非常勤職員
○給与  1年次 年額(実績) 4,274,000円  2年次 年額(実績) 6,379,000円
○手当  当(副)直手当、時間外手当、救急手当、通勤手当
○保険  社会保険、雇用保険、厚生年金加入
○休暇  有給休暇有(1年目10日、2年目11日)
○宿舎  敷地内単身宿舎(1DK、徒歩1分)と
     敷地外病院宿舎(新築、9畳の1K(単身用)から3LDK(家族用)まで、車5分)
     を用意しています。
8.問い合わせ先
及び
提出先申請書類
〒765-8507
善通寺市仙遊町2丁目1-1 
独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター 管理課
(管理課長 安部、給与係長 松生)
TEL 0877-62-1000
FAX 0877-62-6311
E-mail : skacho@hosp.go.jp
プログラム責任者 横田一郎副院長 E-mail : yokotai@shikoku-med.jp

PICU

あおいろの丘病棟(小児科第1病棟)

  1. 小児総合医療施設としてプライマリから高度専門医療まで、
      あらゆる小児医療を提供しています。
  2. 四国で最初の総合周産期母子医療センターとして、高度な周産期医療を提供しています。
  3. 西日本で最初に小児救命救急センターの指定を受け、
      24時間365日の1次~3次救急受け入れを行っています。
  4. ドクターズカーによる四国4県からの新生児搬送を行っています。
  5. 小児各領域専門分野の認定教育施設として、
      subspecialtyを含めほとんどの専門医が取得可能です。
  6. 隣接した県立養護学校との医教連携、乳幼児健診センター、不妊治療センター、
      遺伝医療センター等、幅広い医療・福祉を実施しています。
  7. 小児医療に関心をもつ若い医師を大切に育てる病院です。

当院は、小児の総合診療機能をもつ数少ない施設であり、その特色を生かした研修プログラムを提供します。

成人領域の研修では、特長・地域の異なる協力病院を含め、個々のニーズに合ったプログラムを選択できます。
2年目の選択科においては、限られた専門的小児疾患を対象とした断片的研修ではなく、年間約3,000例の様々な疾患の児が入院する小児内科系に加えて、年間約1,600例の手術症例がある小児外科、小児心臓血管外科、小児脳神経外科、小児整形外科、小児形成外科などの外科系診療科、周産期死亡率2年連続全国最少である香川県の実績を支える総合周産期母子医療センターにおいて、プライマリから幅広い専門的医療まで、小児・成育医療に関する密度の濃い研修が段階的、総合的に実施できるようになっています。

また救急医療においても、ER型小児救命救急センターで小児救急医療(1次から3次まで)の研修を2年間通して実施することで、主要な小児救急疾患を担当できる能力が身につくシステムができています。

臨床研修制度が将来専攻する診療科での研修を重視する方向に転換されてきたことに対応し、幅広い小児関連部門をもつ当院でのプログラムは、小児医療にたずさわることを希望する皆さんに、最適の研修環境を提供できます。

当院は新専門医制度における小児科専門医基幹研修施設であるため、後期研修医も多く在籍しており、初期研修医→後期研修医→指導医と連なる屋根瓦式の指導システムに乗り、2年間の初期研修プログラム修了後には、スムースに後期研修、専門医取得につなげることができます。ネットを通した文献検索・取得(PDF)システムや最新鋭小児蘇生シミュレータ、週1度の院内英会話教室(希望者)など、研修環境も充実させています。

‘小児医療の楽しさ’を実感し、モチベーションが高く保たれる研修プログラムで、志を同じくする仲間と切磋琢磨しつつ、共に働き学びませんか。

小児血液専門医と研修医

小児感染症専門医と研修医

○研修期間・内容
プログラム(例)
○1年次
○2年次

*希望により成人内科研修の一部(3ヶ月~)を特色の異なる協力病院で行うことを可能とする。

*当院での研修期間中、(小児)救急の研修として週1回程度(小児)救命救急センター、病棟での研修を副直として指導医の下で行う。

*将来専攻する診療科及び関連診療科での研修期間・時期は、適宜調整する。

*救急のうち1か月はNICUで行う。残りの期間は救命救急センターでの研修を基本とする。

*精神科等の必修経験項目は選択必修あるいは選択期間で経験できるように調整する。

*協力病院、協力施設の選択は、希望により調整する。

新生児専用搬送車

NICU

プログラムの運用について

当院のプログラムは、将来小児医療に携わることを希望する方に、小児医療領域における多様な経験の機会を提供します。プログラムの自由度が高いこと、多彩な小児関連部門をもつことより、当院でのみ可能な様々なバリエーションが可能となります。
小児の総合診療能力を身につけたい方に最適の環境で、後期研修とも連動して小児医療領域でのスムースな実力養成とキャリア形成を目指すことができます。

■研修医からのメッセージ

細谷祐太(香川大学卒/香川県出身)

少し変わった名前のとおり「小児」と「成人」各々をしっかりと学ぶことのできる病院です。勉強環境の整った研修医ルーム、豊富な論文検索、指導熱心な先生と環境面は充実しており、研修医の人数に対し上級医の人数が多いため経験面でも非常に勉強になります。誕生から成長、旅立っていくまでのライフステージを見届けることのできる喜びを是非一緒に経験しましょう!

髙野峻也(福島県立医大卒/福島県出身)

遠く福島からやってきた私ですが、先生方や他職種の方々、みな優しくすぐに慣れることができました。非常に教育熱心な方も多く、研修医の些細な相談や質問に対しても、丁寧かつ分かりやすく教えてくださります。手技なども大変多くのことを勉強させていただき、とても実りのある研修を行えています。

奥 貴幸(徳島大学卒/大阪府出身)

外観が一新されても研修医や上級医、他科の先生やコメディカルの方々と遠慮なく相談・談笑できる雰囲気の良さは相変わらず。この病院を研修先に選んで良かったと思います。私は小児科志望ですが、まずは2年間、こどもとおとな、どちらも精一杯診て経験を積みたいです。

森田志穂(高知大学卒/高知県出身)

小児科医を目指してこの病院に来たのですが、こどもだけでなくおとなのことも思った以上に幅広く勉強させてもらっています。外観は誰に見せても「えっ、これが病院?」と驚かれます。行くのが楽しくなるような病院です。気になる方は是非一度足を運んでください。

江口啓意(山形大学卒/神奈川県出身)

山形県から縁もゆかりもない香川県へ流れ着いてきた私ですが、それに関して特に苦労することもなく、どこに行ってもアットホームな雰囲気で迎えてくれる病院で、楽しい研修生活です。いまだに初めてのことも多く、額に汗を流すことも珍しくないですが、毎日着実に経験値を積み重ねています。

南 征樹(京都府立医大卒/大阪府出身)

小児科の中にも専科が数多くあり、各科の先生方が研修医に熱心に指導してくださいます。こどもプログラムの研修医は全員が小児科志望ということもあり、研修医同士での情報交換や勉強会等モチベーション高く研修できることも当院の魅力です。そして何よりたくさんのこども達に触れ合うことができ、小児科志望の方にはとても魅力的な研修プログラムだと思います。

初期研修医ルーム

ぶどういろの丘病棟(Akronこども病院Christopher教授と)

■研修責任者からのメッセージ

副院長/臨床研究部長
横田一郎(徳島大学卒/徳島県出身)

当院小児部門は新臨床研修制度の開始以来、小児医療に関心のある多くの医学生を全国から迎え入れ、育成してきました。香川の地で様々な大学出身の研修医と切磋琢磨する日々は、医師としてのキャリアでの貴重な財産になると思います。成人部門は循環器病・脳卒中センターをもち、先天性から加齢性疾患まで様々な循環器疾患への経験が深められます。幅広い分野のプライマリ研修に加えて、小児医療に興味をもつ方には特に、初期研修から様々な手技・経験の機会を提供できる豊富なseedsをもつ病院です。福利厚生も充実しており、小児医療に関心のある皆さんをスタッフ一丸になって大切に育てて行きたいと思います。是非一度見学・実習においでください。

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