独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

TOPICS

タイ国立小児病院との国際連携

2014/06/25

 6月25日、タイの首都バンコクにて、第15回タイ小児科学会の年次総会が開催され、主催したシリキット王妃国立小児病院の60周年を記念すると共に、同院と、四国こどもとおとなの医療センターとの国際連携の調印式が行われました。

 当院の伊藤副院長が院長からの手紙を代読し、今回タイでのクーデターにより、一時は渡航を見合わせるという判断を迫られたものの、調印式に出席できた事についてとても嬉しく思っていること、そして今後いかなる困難があったとしても、2つの医療機関が提携を結ぶ事によって乗り越え、またお互いの向上に繋がることを期待すると伝えました。

 午後にはアジア各国の医療人がそれぞれ講演を行い、当院からは伊藤副院長が、当院における遺伝性疾患の遺伝子診断システムについての講演を行いました。タイから送られて来た検体を分析し、診断が可能となった例をあげ、引き続き今後も医療面や教育面での連携が強まる様にということで、大変多くの人の関心を頂きました。また、前田総合周産期母子医療センター部長は、日本の遺伝子診断による出生前診断の歴史を紐解きながら講演を行い、診断・解析技術が向上しても、未だに倫理面が不透明なまま行われている現状について医療人に問いかけ、非常に高い評価を頂きました。

 当院とタイ国立小児病院とは既に何度も国際交流を行ってはいますが、文化やシステムの違いを体験しつつ、今後更に色々な面でお互いが向上しあえるように、医療の現場の様々な職種との交流、勉強会、講演など国際的な活動も行ってゆきたいと思います。

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