独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

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おひさまつうしん

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第70回総合医学会が開催されました

2016/11/11〜11/12

 平成28年11月11日(金)・12日(土)の2日間、沖縄県宜野湾市において第70回国立病院総合医学会が開催されました。本大会ではテーマを「医療構造の変化と国立病院機構に問われる役割」とし、特別公演では大相撲立行司第36代木村庄之助先生と、ウイルス学研究者の根路銘国昭先生の話を聞くことができました。参加者は全国から6000人を超えたそうです。当医療センターからは68演題という例年にもないたくさんの発表を行い、この中からベストポスター賞ならびにベスト口演賞に14演題が選ばれました。素晴らしいことだと思います。

 “人は城、人は石垣、人は堀・・・”という有名な言葉がありますが、病院にとって最も重要なことはいかに優秀な人材を育成するかであり、その結果、機構が目指す“高度で良質な医療の提供”につながると思います。職員一人一人の更なる努力を期待いたします。また次回の第71回国立病院総合医学会は2017年11月10日・11日に香川県高松市で当医療センターの中川義信院長が学会長を、高知病院大串院長が副会長を務めて開催することとなっています。皆様方のご支援ご協力をお願いいたします。

 次期学会のテーマは“道 −明日へ− 国立医療の未来を拓く”といたしました。四国には本州へ架かる3つの大きな橋があります。これらの橋は世界へつながる“道”でもあります。更に、四国には空海(弘法大師)ゆかりの四国霊場の最も代表的な札所と言われる『四国八十八ヶ所』があります。昨今では世界中から「救い」や「癒し」を求め、「お遍路さん」と呼ばれる巡礼者数は増加傾向にあるようです。遍路道を歩きながら、その道行きで出逢う人や景色、あらゆるものに影響されながら、巡礼者の意識はゆっくりと変容し、回復、そして再生してゆきます。お遍路さんの傘に書き添えられた「同行二人」という言葉には、空海が常に巡礼者と共にある。というメッセージが込められています。電車も車も無かった時代、道なき道もあったことでしょう。それでも多くの人が巡礼し続けるのには、常に寄り添ってくれる存在があったからではないでしょうか。


 病院もまた、病める人に「治療を施し」「回復を促し」時間をかけて患者一人一人の再生へのプロセスに寄り添う場所です。これらのことから、次回学会のテーマを「道」とし、四国八十八ヶ所だけでなく、国内外へ道を繋ぎ、医道・看護道、それぞれの目指す人生の道を明日へ繋ぐため、そして国立医療の未来を拓くため意義のある学会にできるよう準備してまいります。

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